この記事では、kindle出版の6つのメリットと5つのデメリットについて解説します。
結論から言うと、Kindle出版には価格競争や執筆の労力といったデメリットがある一方で、初期費用がほぼかからず、印税率が高いなど多くのメリットもあります。
また、身バレのリスクも工夫次第でほぼ回避可能です。
Kindle出版のリアルな特徴を知りたい方は、ぜひこの記事を最後まで読んで、安心してスタートできるヒントをつかんでください。


kindle出版の6つのデメリット
・価格競争が激しい
・紙の本として手元に残らない
・書き上げるまでの労力が大きい
・ジャンルやターゲット選定を間違えると売れない
・出版社の商業出版に比べて信頼性やブランド力で劣る
・一度Kindleで出すと紙の本が出しにくくなる場合がある
以上6つのデメリットを解説します。
価格競争が激しい
Kindleストアには、毎日多くの新刊が追加されており、同じジャンルの本も多数存在します。
そのため、価格競争が非常に激しくなっています。
特に初心者が出版する場合、読者に読んでもらうために「無料」あるいは「99円」で提供することが多く、なかなか適正価格での販売が難しいという現実があります。
価格を安くすればダウンロード数は増えるかもしれませんが、収益にはつながりにくく、結果としてモチベーションの低下につながることもあります。
「安ければ売れる」と考えるのは危険で、内容やマーケティング戦略が伴っていなければ、読者の信頼も得にくいでしょう。
紙の本として手元に残らない
電子書籍の最大の特徴は、デジタルで完結する点です。
その反面、自分の著書が「物」として手元に残らないのが寂しいと感じる人もいます。
とくに、初めての出版であれば「本棚に並べたい」「両親にプレゼントしたい」といった思いを抱くこともあるでしょう。
また、イベントでの販売やサイン会といった「紙の本ならではの活動」ができないため、著者活動の幅が限定されるという声もあります。
書き上げるまでの労力が大きい
「出版は誰でもできる」とは言っても、内容のクオリティを担保するためには相応の労力が必要です。
テーマ選定、構成、執筆、推敲、表紙作成、校正、KDPへのアップロード…これらすべてを一人でこなす必要があります。
さらに、途中で行き詰まってモチベーションが下がったり、思った以上に時間がかかったりと、精神的な負担も大きいのが実情です。
出版後もレビュー対応やマーケティング活動が必要で、思っていたよりも「やることが多い」と感じる人が多いです。
ジャンルやターゲット選定を間違えると売れない
どれだけ一生懸命に書いても、ジャンルの選定やターゲット設定がズレていると、まったく売れないということもあります。
Kindleでは、需要のあるテーマや検索されやすいキーワードが重要です。
たとえば、自分の趣味について熱く語ったとしても、それを読みたい人が少なければ売れません。
売れるKindle本を作るには、マーケティング視点が必要不可欠です。
「誰に向けて、どんな価値を届けるのか?」を明確にすることが、成功のカギとなります。
出版社の商業出版に比べて信頼性やブランド力で劣る
Kindle出版は手軽なぶん、「誰でも出せる=信頼性が低い」と見られることがあります。
ビジネスの実績として使いたい人にとっては、商業出版と比べて権威性やブランド力の面で不利になることもあるでしょう。
とくにコンサルタントや講師業など、専門性をアピールする職種では、「出版社から出た本」のほうが名刺代わりになりやすいという現実があります。
一度Kindleで出すと紙の本が出しにくくなる場合がある
将来的に商業出版を目指している人にとって、Kindle出版の内容が「先に世に出てしまう」ことが障害になる場合もあります。
出版社によっては、「すでに公開されている内容はNG」というスタンスを取っているところもあります。
そのため、出版の戦略を長期的に考えている人は、最初にどの媒体を使うか慎重に判断する必要があります。
Kindle出版の5つのメリット
・初期費用がほぼかからず誰でも出版できる
・印税率が高い(最大70%)
・出版までのスピードが速い
・在庫リスクがない
・世界中に販売できる
kindle出版のメリットを一つずつ解説します。
初期費用がほぼかからず誰でも出版できる
Kindle出版の最大の魅力は、コスト面でのハードルの低さです。
商業出版では、出版にあたり多額の費用がかかることもありますが、Kindle出版では基本的に初期費用はかかりません。
AmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)を使えば、無料で出版が可能です。
パソコンとインターネット環境があれば、自宅にいながら出版ができるため、副業としてのハードルも非常に低いです。
文章を書くスキルがあれば、誰でもチャレンジできるのがKindle出版の魅力です。
印税率が高い(最大70%)
商業出版では印税率が10%前後であるのに対し、Kindle出版では最大70%という高い印税率が得られます。
たとえば、500円の本を売った場合、最大で350円が著者に入ります。
これだけで考えても、Kindle出版は非常に収益性の高いビジネスといえます。
もちろん、販売部数が伸びなければ大きな収益にはなりませんが、上手くジャンル選定やリサーチをすれば、安定した収入源となる可能性も十分あります。
出版までのスピードが速い
商業出版では、企画から出版まで数か月〜1年以上かかることも珍しくありません。
しかしKindle出版では、原稿さえ完成していれば、早ければ3日〜1週間ほどで販売開始が可能です。
これにより、思いついたアイデアをすぐに形にできるだけでなく、タイムリーな話題を取り上げて出版することも可能になります。
スピード感を重視したい人にとって、非常に大きなメリットです。
在庫リスクがない
電子書籍の最大の利点のひとつは、物理的な在庫を持たないことです。
商業出版や自費出版の場合、在庫を抱えるリスクが付きまとい、売れ残れば赤字になる可能性もあります。
しかしKindle出版では、ダウンロード販売なので在庫ゼロ。
印刷コストも不要で、売れた分だけ利益になるという、非常に合理的なビジネスモデルです。
世界中に販売できる
Kindle本は、Amazonという巨大なプラットフォームを通じて世界中に販売されます。
設定をしておけば、日本国内だけでなく、アメリカやヨーロッパの読者にも本を届けることができます。
特に英語対応ができれば、その販売市場は一気に広がります。
海外向けに出版して成功している著者も実際におり、日本だけにとどまらず、グローバルに活躍できるのもKindle出版の大きな特徴です。
身バレのリスクがないか心配な方へ
副業で活動している方や、本業に知られずに出版したい方にとって、「身バレのリスク」はとても気になるポイントですよね。
結論から言えば、Kindle出版では基本的に身バレの心配はほとんどありません。
理由は以下の通りです。
・著者名は自由に設定可能(ペンネームOK)
・著者ページの紹介文も自由に書ける
・本文に個人情報を書かなければ問題なし
ただし、いくつかの注意点を守ることで、より安心して出版活動ができます。
まず、Amazonの著者ページでは、本名をうっかり入力しないように注意しましょう。
ペンネームで統一し、プロフィール欄にも個人情報を載せないのが基本です。
次に、SNSなどでKindle本を紹介する際には、自分の本名や勤務先が特定されないよう工夫することが大切です。
画像の位置情報や、顔写真などの不用意な投稿にも注意が必要です。
最後に、原稿ファイル自体に個人情報が含まれているケースもあります。
Wordファイルのプロパティ情報などに自分の名前が残っていることもあるため、アップロード前に必ず確認しましょう。
まとめ
・価格競争が激しく適正価格での販売が難しい
・紙の本のような所有感やブランド力にやや劣る
・ジャンル選定や戦略を誤ると売上につながりにくい
・初期費用がかからず誰でも出版できる手軽さ
・印税率が最大70%と高い収益性がある
・在庫リスクがなく在宅で完結する
・ペンネームで出版登録すれば、身バレの心配は基本的にない
以上の内容を紹介しました。
kindle出版のデメリットとメリット、それぞれの特性を理解し、自分の目的と照らし合わせながら戦略を立てれば、強力な発信ツールになります。
あなた自身の知識や経験が、誰かの「読みたい」に変わる瞬間を体験するためにも、ぜひkindle出版に挑戦してみてください。
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・僕は、2025年2月にKindle出版をスタートした現役プレイヤー
・独自に磨き上げたノウハウを活かし、現在は外注スタッフを統括するKindle出版プロデューサーとしても活動中
・これまでに35冊のKindle本を出版
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