この記事では、Kindle出版にかかる費用について、僕自身の経験とセットで解説します。
結論から言うと、Kindle出版は“完全無料”でも始められます。
(売れた場合には、販売手数料が30%または65%かかります)
しかし、外注を使う場合には、最低5000円以上の費用がかかります。
Kindle出版にかかる費用や手数料について詳しく知りたい方は、この先も読み進めてみてくださいね。

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kindle出版で本を出す費用はいくら?
kindle出版は無料で本を出せる理由
「Kindle出版って、いくらかかるの?」——この質問、本当に多いです。結論から言えば、「無料でも出版可能」なんです。ただし、クオリティを上げたい場合は、ある程度のコストがかかるのも事実。
なぜ無料で出版できるかというと、Amazonの「Kindle Direct Publishing(KDP)」は、出版手数料や登録料が一切かからない仕組みだからです。
(売れた場合には、販売手数料が30%または65%かかります)
印刷も不要。紙の本と違い、初期費用ゼロで出版が実現できるんです。
すべて自分でやれば0円。
でもその後、表紙だけデザイナーに外注したら、クオリティも売上も明らかにアップしました。
つまり、「無料で始められるけど、こだわるなら費用をかけるべき」と覚えておきましょう。
販売手数料について
Kindleで本を出すときに、「結局どれくらいお金がかかるの?」って気になりますよね。
実は、Amazonで本を売るときにかかるのは主に「販売手数料」だけなんです。
ここでは、その仕組みをできるだけわかりやすくお話ししますね。
販売手数料って何?
簡単にいうと、あなたがKindleで本を売ったとき、売上の一部をAmazonに手数料として払う必要があります。
だから、販売価格の全部がそのままあなたの収入になるわけじゃないんです。
具体的な手数料
Amazonには大きく分けて2つのロイヤリティ(印税)プランがあります。
- 35%プラン
売れた金額の35%がAmazonの取り分になります。価格が低めの本や条件によってはこちらが適用されることがあります。 - 70%プラン
逆にこちらは70%があなたの収入、残りの30%がAmazonの手数料です。
KDPセレクトへの登録価格や、価格が250円以上であることなどいくつか条件があります。
外注時の具体的な費用例
外注するといくらかかるのか、気になりますよね?ざっくり言うと以下の通りです:
- 原稿執筆:15,000円〜(1万5千字以上)
- 表紙デザイン:5,000〜30,000円
- 校正・校閲:10,000〜50,000円
- フォーマット変換:5,000〜15,000円
全部外注すると5万円〜10万円程度かかることも。
でも、これを投資と考えられるかどうかが勝負の分かれ目です。
kindle出版の費用を左右するポイントとは?
原稿執筆を自作・外注した場合の費用比較
一番大きな費用は「原稿を書くこと」。自分で書けばもちろん0円。でも時間はかかります。外注すれば早いけど、コストは発生します。
たとえばクラウドワークスやココナラで「電子書籍ライティング」を依頼すると、1万5千〜3万円が相場。プロに依頼すればもっと高くなります。
時間を取るか、お金を払うか。ここは価値観の分かれ道です。
表紙デザインの自作・外注の費用差
表紙は「本の顔」。ここを手抜きにすると、売上に直結します。
無料ツール(Canvaなど)で自作もできますが、プロに頼むと5,000〜30,000円。
高いと感じるかもしれませんが、「一目惚れ」される表紙は、それだけの価値があります。
校正・フォーマット変換など追加コストの有無
地味ですが、「誤字脱字が多い本」は読者に嫌われます。
気になる人は校正を外注すると安心。相場は1万〜5万円ほど。
また、Wordなどで書いた原稿をKDP用に整える「フォーマット変換」も、苦手なら外注を。
5,000〜15,000円くらいで依頼可能です。
外注費用の内訳と相場を徹底解説
Kindle出版における外注費用は、依頼する内容やボリュームによって変動します。
以下に、主な外注項目とその相場をまとめました。
項目 | 費用相場(円) | 備考 |
---|---|---|
原稿執筆 | 15,000~100,000(1文字1円~) | 文字数や内容によって変動。専門的な内容ほど高額。 |
表紙デザイン | 5,000~30,000 | プロに依頼することで、視覚的な訴求力が向上。 |
校正・校閲 | 10,000~50,000 | 誤字脱字の修正や文章の整合性をチェック。 |
フォーマット変換 | 5,000~15,000 | EPUB形式への変換やレイアウト調整。 |
一つずつ見ていきましょう。
原稿執筆:1万5千円~
ライターに依頼する場合、1文字1円〜2円が相場。
1万5千文字なら最低でも15,000円。
経験豊富なライターほど高額になる傾向があります。
僕は、外注さんに執筆を依頼しています。
表紙デザイン:5,000円〜30,000円
格安サービスからデザイン会社までピンキリです。
選ぶポイントは「過去の実績」。事前にポートフォリオをチェックしましょう。
僕は、表紙デザイナーに外注しています。
校正・校閲:10,000円~50,000円
自分では気づかないミスを修正してもらえます。
特にビジネス書や専門書なら、校閲の精度が重要です。
ちなみに僕は、校正・校閲は自分でやっています。
フォーマット変換:5,000円~15,000円
縦書きレイアウト、目次リンクの設定など、Kindle向け仕様に調整してくれるサービスです。
僕は、外注さんにお願いしています。
kindle出版を完全無料で行う方法
すべて自作する場合の手順
完全無料すべて自作する場合の手順
- 原稿執筆:WordやGoogleドキュメントを使用して原稿を作成。
- 表紙デザイン:Canvaなどの無料デザインツールを利用して表紙を作成。
- 校正・校閲:自分で何度も読み直し、誤字脱字や表現のチェックを行う。
- フォーマット変換:AmazonのKDPプラットフォームを利用して、EPUB形式に変換。
- 出版手続き:KDPに原稿と表紙をアップロードし、必要な情報を入力して出版。
これらの手順を踏むことで、費用をかけずにKindle出版を実現できます。
無料ツールやテンプレートの活用法
- 表紙作成:Canva、Fotor、Adobe Express
- フォーマット変換:Calibre、Sigil
- 文章チェック:文賢、Grammarly(英語)
上手に使えば、0円でもプロっぽい仕上がりになります。
費用を抑えつつクオリティを上げるコツ
表紙だけ外注するメリット
読者はまず「表紙」を見ます。
表紙は本の顔になります。
だから、最低限ここには投資しましょう。
表紙だけ外注して他は自作、という人は実は多いんです。
自作と外注のバランスを取る方法
- 時間に余裕があるなら、原稿は自作
- デザインが苦手なら、表紙だけ外注
- 予算に余裕があれば、校正と変換も外注
「どこにお金をかけるか」の見極めがカギです。
実際の出版経験者の費用事例とアドバイス
僕の知り合いのある著者は以下のようにしていました。
- 原稿:自作(0円)
- 表紙:10,000円(ココナラ)
- 校正:自分でチェック(0円)
- フォーマット:5,000円(外注)
→合計15,000円で出版し、初月で売上20,000円超え。
この方は、SNSのフォロワーが4桁で宣伝をしたところたくさん読まれたということでした。
kindle出版の費用対効果と収益シミュレーション
印税率・ロイヤリティの仕組みと収益例
KDPでは、ロイヤリティが最大70%。
1冊500円で売れたら、1冊あたり約350円が著者の収入になります。
- 100冊売れた場合 → 35,000円
- 1000冊売れた場合 → 350,000円
費用をかけても、戦略しだいで回収できる可能性はあります。
費用回収までの目安
費用回収までにどのくらいの期間がかかるかは、SNSのフォロワー数や宣伝の仕方しだいなのでなんともいえません。
よくある質問(FAQ)|kindle出版の費用に関する疑問を解決
Q:できるだけ費用をかけずに売れる本を作るには?
A:テーマ選びが命です。読者の悩みを解決する実用書が売れやすいです。
タイトルと表紙も超重要!
Q:外注先はどうやって探せばいいの?
A:ココナラ、クラウドワークス、ランサーズが定番です。
実績や評価・ポートフォリオをよく見て選びましょう。
クオリティを重視するなら、ココナラがおすすめです。
Q:初めてでも大丈夫?
A:大丈夫です。
KDPは初心者でも使いやすく、無料ガイドも充実しています。
不安なら1冊目は無料で挑戦してみましょう。
まとめ
・Kindle出版の費用は、やり方によって「無料〜数万円」と幅がある
・すべて自作すればコストゼロも可能だが、時間やスキルが必要
・外注を活用すれば効率は上がるが、その分の予算は必要になる
・費用の内訳や相場を把握しておくことで、ムダな出費を防げる
・費用を抑えつつクオリティを上げるには「外注の使い分け」がカギ
・最終的には、費用対効果を見ながら自分に合ったスタイルを見つけよう
以上の内容をご紹介しました。
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