この記事では、Kindle本の審査落ちの原因と対処法について詳しくご紹介します。
Kindle本を初めて出版しようとして、いざ原稿と表紙をアップロードしたら「審査に落ちました」というメールが届いて唖然…そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
「何がいけなかったの?」
「もう一度出せるの?」
「修正ってどうやるの?」
と、戸惑いや不安を感じている方も少なくないはずです。
結論から言うと、審査に落ちる原因で最も多いのが、「著作権侵害を疑われているケース」です。
しかも、自分では全くそのつもりがないのに、知らないうちに著作権違反になってしまっていることもあります。
僕自身も、過去に一度Kindleの審査に落ちた経験があります。
原因がわからず焦りましたが、調査と修正を重ねて無事に審査を通過し、今ではスムーズに出版できるようになりました。
そんな実体験も踏まえて、この記事ではよくある審査落ちの理由と、それぞれに対する具体的な対処法を、初心者にもわかりやすく解説していきます。
「KDP審査に落ちてしまった原因と対処法を知りたい」という方は、ぜひこのまま読み進めてみてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
【この記事の信頼性】
・僕は、2024年2月にKindle出版をスタートした現役プレイヤー
・独自に磨き上げたノウハウを活かし、現在は外注化で多数のKindle本を出版中
・これまでに35冊のKindle本を出版
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Kindle本の審査落ちの原因で一番多いのは著作権侵害
Kindle出版における審査落ちの原因で、もっとも多いのが「著作権侵害」です。
なぜこれが多いのかというと、KDPは著作権のルールにとても厳密で、しかも初心者にとってはわかりづらい部分も多いためです。
たとえば、ネットで見つけたフリー素材を使ったのに、それが実は商用利用NGだったとか。
あるいは、有名な言葉や引用を使ったのに、出典を明記していなかった、というようなケースもよくあります。
実は、自分のブログで書いてWEB上に公開している文章でも、過去に公開していると「既存コンテンツのコピー」と判断される可能性があるんです。
このあたり、意外と盲点ですよね。
つまり、審査に落ちたらまず「著作権に触れるようなことをしていないか?」を疑ってみてください。
著作権侵害が原因で審査に通らない時の対処法
では、著作権侵害が原因でKDP審査に通らない時の対処法を4つ解説します。
・WEB上の文章をコピペした場合(自分のブログを含む)
・コピペした箇所を削除する(必要ない場合)
・フリー素材が商用利用NGではないか
・引用は適切な方法で行っているか
WEB上の文章をコピペした場合(自分のブログを含む)
「自分のブログや過去の記事を使っただけだから大丈夫」と思っていませんか? 実は、それが審査に通らない原因になることもあります。
自分のブログに掲載した内容であっても、KDPは「既存コンテンツのコピー」として扱うことがあります。
特に、他のWEBサイトやブログから文章をコピーして使っている場合、それが著作権侵害と見なされる可能性が高いです。
もしそのまま使用したい部分があれば、できるだけ自分の言葉で表現し直しましょう。
たとえ自分が書いた内容でも、他のメディアに転載しているものを使う場合は注意が必要です。
たとえば、「過去に書いた記事をそのまま本に載せよう」と考えているあなた、ほんの少しでも表現を変えることで審査が通りやすくなりますよ。
コピペした箇所を削除する(必要ない場合)
もし、WEB上で見つけた情報や他のページからコピーした内容が、必要ない部分だと気づいたら、その箇所を思い切って削除しましょう。
自分の原稿にとって「なくてもいい」と感じた部分が、実は審査落ちの原因になっている場合も多いです。
審査に通過するためには、できる限りシンプルで、オリジナリティあふれるコンテンツが望ましいです。
内容のクオリティが高いことが大事ですので、必要ない部分は潔く削除する勇気を持ちましょう。
削除するのが怖いとかもったいない…という気持ちもわかりますが、審査通過を目指すなら不要は部分を削除を検討してみてください。
フリー素材が商用利用NGではないか
本書に使用している画像やイラスト、写真が「フリー素材」の場合、商用利用が許可されているかを確認することが大切です。
フリー素材といっても、著作権が完全にフリーなわけではありません。
実際に、商用利用を前提としたライセンスを持つ素材もあれば、個人利用に限られているものもあります。
例えば、無料でダウンロードできる画像でも、「商用利用不可」と記載されている場合、それを使用すると著作権侵害として問題になります。
私も過去に、商用利用可能だと思って使った画像が実は商用利用禁止だったことに気づき、再度画像を差し替えたことがあります。
チェックリストを用意して、必ず使用する素材が商用利用OKかを確認しておきましょう。あなたは、素材のライセンスを確認していますか?
引用は適切な方法で行っているか
引用は適切に行うことが求められますが、ただ引用しただけでは「著作権侵害」と見なされることもあります。
正しい引用とは、出典を明記し、他の人の著作物を引用する理由がしっかりしていることが条件です。
たとえば、著作物から一部分を引用する際、必ず出典を記載し、「引用であること」を明確にしなければなりません。これができていないと、著作権を侵害していると判断されることがあるんです。
引用にはきちんとルールがありますので、しっかり理解しておきましょう。
あなたは、引用を使う際に出典を正確に書いていますか?

原稿修正後の再申請の手順
原稿の修正が終わった後の、再申請の手順は、以下のとおりです。
1.KDPアカウントにログインし、本棚をクリック
2.再提出したい本の一番右「…」にカーソルをあわせて「電子書籍の詳細の編集」をクリック
3.「電子書籍のコンテンツの編集」画面までで進み、修正した箇所に該当する詳細情報を編集
4.「電子書籍の価格の編集」の中の「出版」をクリック
5.再申請完了
上のとおりに進めれば、再申請は簡単にできます。
ここで大事なのは、「落ちたときと同じ手順では再申請できないことがある」という点です。
注意点として、表紙画像や本文PDFファイルを修正した場合は、必ず最新版を再アップロードしてください。
再申請自体は難しい作業ではありませんが、慎重にやる必要があります。
原因がよくわからない方はプロに相談するのも安心
KDP審査に落ちた原因が分からない。例えば、
「コピペはしていない」
「適切な方法で引用している」
「フリー素材は、商用利用可能」
以上のように、「自分では何が原因で審査に通らないのかまるで分からない…」という場合は、無理にひとりで抱え込まず、プロに相談するのも一つの手です。
Kindle出版は自由度が高いぶん、審査基準があいまいな部分も多く、経験のない人には難しく感じられることもあります。
そういうとき、すでに何冊も出版している経験者や、KDPサポートに問い合わせをすることで、思わぬヒントが得られることもあります。
この記事を書いている私は、これまでに35冊以上のKindle本を出版してきた豊富な経験があります。
もし、あなたがまだ解決策を見つけられずにいるなら、私がココナラで提供している「Kindle本の審査落ち対策」サービスを活用してみてください。
長年の実践から得たノウハウを惜しみなくお伝えし、あなたのKDP審査通過を全力でサポートいたします。
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まとめ
この記事では、Kindle本の審査に落ちる原因とその対処法について解説してきました。
Kindleの審査に落ちる理由の多くは、著作権に関する理解不足や、KDPのルールを見落としてしまうことにあります。
まずは落ち着いて、どこに問題があるのかを丁寧に見極めることが大切です。
再申請には、正確な手順と根拠のある修正が求められますが、何度か失敗を経験することは決して無駄ではありません。出版とは、試行錯誤の積み重ねです。
もし、「自分では原因がわからない」「何を直せばいいのか見当がつかない」とお悩みであれば、ひとりで抱え込まず、ぜひ一度私までご相談ください。
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